親との関係がうまくいかず、疎遠です。
別にいいやと思いつつ、心のどこかで引っかかりを感じています。
親子関係がうまくいかない理由は、エゴのぶつかり合いだよ。
……エゴですか。
エゴとは、自分の感情を優先させたり思い込みで相手を決めつけたりすること。
でも、私の親はいっつも私の行動に制限をかけてくるんですよ?
親子関係改善のカギは、親のせいにも自分のせいにもしないこと。3分で読めるから最後まで読んでみてね。
思春期に亀裂が入った親子関係が、大人になった今でも、こじらせているケースは驚くほど多い。
そして、忙しい日々を送る中で、気にしてないようにふるまいながらも、たまに思い出すことがあるんだと思う。
そこで、今回は親とうまくいかない理由と改善するためのポイントを3つ紹介しよう!
無料プロコーチ適正診断つき公式LINEにも登録してね!
親とうまくいかない理由はエゴ
エゴとは、自分の考えや感情を優先させてしまう心の傾向。
厄介なのは、エゴは無意識に出てしまうことなんだ。
親子といっても、別々のエゴがある。
そのエゴをベースにした思い込みがぶつかって親子関係に悪影響を与えるんだ。
このエゴがどのように親子関係を複雑にしているかを解説しよう。
親のエゴ
- 子どもはこうあるべきだ
- 将来のために道筋を整えなければならない
- 子どもの意見よりも親の方が正しい
👆のような考え方は親のよくあるエゴだ。
もちろん、親だから子どもを心配するのは悪いことではない。
でも、子どもは自分の力で人生を歩みたいと思っているから、コントロールしようとする親の態度に反発するんだ。
親も「正しいのは私なのに!」とどんどんヒートアップして、関係も悪くなるよ。
相手の主張は本当にすべて間違っているのかな?
子どものエゴ
- 親は子どもを理解してくれるもの。
- 親は子どもを無条件に愛するべきだ。
親だけでなく、👆のように子どもならではのエゴもある。
「親はこうであってほしい」という思い込みがあるから、わかってくれなかったときにイライラするんだ。
親からアドバイスや要望があったときは、まず冷静に受け止めよう。
他人の意見として、「その考え方もありますね。」と一歩引いたスタンスがおすすめ。
そのうえで、自分の選択とその結果には自分で責任を持つことを伝えよう。
親との関係改善3つのポイント
親の考え方を変えようと説得するのは十中八九失敗する。
親も人生で得た学びを子どもに伝えているので、良かれと思っているからだ。
もし、本当に改善したいのなら、自分の行動を変えるしかない。
そのつもりで読み進めてほしい。
相手は変わらない前提に立つ
他人の考え方や行動を変えるのはとても難しい。
例えば、お母さんに「もっと私のことを信じて口出ししないで」と頼んでも、なかなか変わらない。
それは、お母さんが頑固で無視しているわけじゃないんだ。
お母さんの中に「子供のためには自分がアドバイスをするべきだ」という思い込みがある可能性が高い。
だからこそ、相手を変えようとするのではなく、自分はどうすればいいのかを考えて行動してみることが大事なんだ。
感謝の気持ちを伝える
今さら感謝を伝えるなんて……。
歩み寄ってほしいと思うなら、先に与えること。
全てを感謝しろとは言わない。
だけど、何か1つ感謝できることはあると思う。
たとえば、「生んでくれてありがとう」とかね。
もちろん、1回伝えたくらいで親子関係が改善することはない。
本気で改善したいと思うなら、同じことでもいいから毎日、ありがとうを伝えよう。
話を聞く時間を作る
あなたが親の話を真摯に聞きくことで、あなたの言葉を受け入れやすくなる。
人は、何かを与えられるとお返しをしたくなる生き物なんだ(返報性の原理)。
ぼくらは、基本的に自分のことを伝えたいと思っている。
だけどお互いに伝えたい気持ちが先行して、相手の話を聞く余裕がないんだ。
だから、じっくりと話を聞くだけで、喜んでくれる。
それだけでなく今度は、あなたの話を聞いてあげたいという気持ちになるんだ。
最初は、自分の意見を言いたくなるかもしれない。
でも、グッとこらえて聞いてみて。
だんだん、親が抱えていたことや否定的な思い込みに気づけると思う。
そして、聴き終わったとき、親もあなたの話を聞く準備ができているんだ。
まとめ
「親だから私のことをわかってほしいというのはエゴだからやめよう。」
と、言われてもすぐに考え方を変えるのは難しいと思う。
「すぐに、関係をよくしたい!」「自分が100%変わらないとダメ」というのもまた、エゴだからできそうなことからやってみよう。
自分軸と他人軸のバランスを取るメリットとは?自分らしく生きるコツ
コメント