「お金」の授業 ーセルフブランディングとはー

そもそも「お金」とは何か

まずはここから話をしていきます!
なぜなら
多くの日本人は「言葉を大切にしていない」からです。

言葉を大切にしていない?

ある言葉を全員が「自分と同じ認識だ」と思い込んでいるのです。

「友情」
「友達」
「人生」
「お金」
「使命」

これら言葉を説明するときに、あなたはなんと説明しますか?
10人いれば10人ニュアンスは微妙に違うはずです。

私は長年中学校で国語を教えてきました。
そしてずっと感じてきたことがあります。

「言葉が軽んじられている」

この感覚がずっとあったのです。

では
「言葉が軽んじられている」とはどういうことでしょうか。

「単語の意味は自分と他人みんな共通だ」と思っているのです。

日本に住んでいる皆さんは、日本語を使っています。
だから
「相手に通じている」と思い込んでいるのです。

でも
実際はそうではありません。

ある人にとっての「友情」は
他の誰かの「友情」とは微妙に違う。

ある人にとっての「友達」は
他の誰かの「友達」とは微妙に違うのです。

この事実から目を背け

「同じ日本語を使っているから伝わっているはずだ」

そう捉えている日本人が多いから
コミュニケーションですれ違いが生まれるんです。

逆を言えば
「自分が当たり前に使っているこの言葉は相手と違うのかもしれない」

そう思っている人は
丁寧に自分の言葉を説明したり
相手の言葉の意味を確かめたりすることができるのです。

「あなたが考える『友達』ってなんですか?」

日常生活でこんな質問をすると

「コイツ、面倒くさい奴だな」

そう思われて終わりかもしれません笑

でも
言葉の定義のすり合わせをあらかじめできていれば
その後良好な関係が気づきやすいのです。

逆に
言葉の定義のすり合わせが不十分だと
「話が違うじゃないか!お前とは価値観が合わない!」と言って
結局こじれていってしまうことに。

だから
「価値観の合う人」とは
「言葉の認識を共有できる人」とも言い換えることができるんです。

ドラゴン先生にとって「お金」とは?

前振りの長さには定評があるドラゴン先生です笑
お待たせしました!
ドラゴン先生が考える「お金」という言葉について定義づけます!

これは辞書的な意味ではなく
ドラゴン先生自身が人生を40年以上かけて定義付けた
「お金」というものをあえて言葉にします。

「お金」とはつまり・・・

「価値提供に対する対価」です!

塩ラーメンくらいあっさりし過ぎなので
少し例を挙げて補足させてください。

例えば
アナタが「お腹がペコペコ」だったとします。

①マクドナルドのハンバーガーセット

②採れたて野菜の特製ドレッシング付きサラダ

③国産松坂牛の霜降り肉

アナタはどれを食べますか?

とりあえずお腹を満たしたいなら
①マクドナルドで十分ですよね。

マクドナルドなら
500円を払えばお腹いっぱいになるでしょう。

ちなみに
マクドナルドのハンバーガーはカロリーは高く、値段は安い。

その分
太りやすく胃腸への負担が大きい。
毎日食べていては
健康面のリスクは大きいかもしれません。

逆に
マクドナルドはなるべく避けたい。
でも
健康的にお腹を満たしたい人は
②採れたて野菜の特製ドレッシング付きサラダを選択するかもしれません。

②は野菜メインですからコスト(原材料費)は高い。
さらに
手間ひまかけたノンオイルドレッシングを作る必要があるので
人件費もかかります。

マクドナルドのハンバーガーセットと同じ金額では
利益が得られないのです。

そうすると
自ずと金額を上げるしかありません。

でも
金額を上げると当然
安いものを買いたいお客さんは減ります。

経営者としては
「値段はできる限り上げて、お客さんもたくさん来てほしい」
これが当たり前の経営感覚です。

値段を上げつつ
お客さんにたくさん来てもらうにはどうしたらよいか。

これが、「マーケティング戦略」の原点なのです。

マーケティング戦略とは

②サラダは
健康面ではマクドナルドに圧倒的に勝てます。

逆に
「とにかく安くお腹を満たしたい人」は
①マクドナルドのハンバーガーセットを選択します。

ならばどうするか。

②サラダは
「健康的にお腹を満たしたい人」に絞って広告すべきなのです。

自分の商品にふさわしい人に対象を絞ることを
「ペルソナを絞る」と言います。

だから
②サラダは「健康的にお腹を満たしたい人」に向けて
宣伝するべきなのです。

「安くお腹をパンパンに満たしたい人」の多くは
結局①を選択するのですから。

②サラダを売りたいなら
「健康的にお腹を満たしたい人がたくさんいる媒体はどこか」
探しまくるわけです。

そうすると
「ダイエットに興味がある人」
「人前に立つ仕事をしている人」
「いつまでも若々しくいたい人」
こういった方などがペルソナになるわけです。

「マクドナルドが好きな人」ではなく
「美意識の高い人」に向けて広告を打つ必要があるわけです。

この「ペルソナ」という考え方は
これからめちゃくちゃ大切になってきます。

商品は「購入する人」がいるから買ってもらえるからです。

あなたの商品を買ってくれそうな人は誰ですか?

その人がたくさんいる場所はどこですか?

商品を売る側はこれを常に考えていく必要があるのです。

自分の価値を上げるには

ところで
③国産松坂牛の霜降り肉はどうでしょうか。

はっきり言って
霜降りの牛肉を食べるよりも
マクドナルドのハンバーガーの方がお腹は満たされます。

ハンバーガーは基本的に
「バンズ(小麦粉)」「ひき肉」「野菜」「ソース」で構成されています。

霜降り肉を食べるよりも
ハンバーガーを食べる方が
カロリー的には効率よくお腹が満たせるのです。

ではなぜ
③国産松坂牛の霜降り肉は値段が高いのでしょうか。

それは「希少価値(プレミアム感)」があるからです。

マクドナルドに行ったことって自慢になりますか?
(マクドナルドをディスっているわけではありません)

では
「松坂牛100%の霜降り肉を食べたこと」って自慢になりますか?
なりますよね?

人は「カロリー」に対してお金を払っている人ばかりではありません。

「希少価値(プレミアム感)」にお金を払う人もいるんです。

いやむしろ
SNSが発達し
個人が情報を発信できるようになった現代こそ
「希少価値(プレミアム感)」にお金を払う人が増えてきています。

ハイブランドのバッグに何十万も払うのは
他の人が持っていないという「希少価値」にお金を払っているんです。

ハワイに何十万も払って旅行に行くのは
「非日常体験」つまり「希少価値」に対してお金を払っているんです。

③松坂牛の霜降り肉を売るなら

「たまにいいお肉が食べたい人」
「美味しいものには高いお金を払える人」
「食べたお肉をSNSにアップしたい人」
などがペルソナになるわけです。

希少価値の高い人になろう

お金とは何かという話を戻します。

お金とは
「価値提供に対する対価」と言いました。

もう少し言葉を足すと
・希少価値のあるものには高い金額を支払う
・希少価値の低いものには低い金額を支払う
・そんな個の主観がベースの価値交換ツール
これらが「お金」と言えます。

ざっくり言うと
お金とは
「個人の主観に基づいた価値提供の対価」なのです。

このブログを見てくれている方の中には
「お金をたくさん稼ぎたい」と思っている人もいると思います。

そこで私がお勧めしたい働き方は
「③国産松阪牛の霜降り肉」的な働き方です。

つまり
「自分の希少価値を高くして、高い金額を払ってもらう」スタイルです。

松坂牛というブランド牛は誰かがブランド牛にしたのです。
初めから「松坂の牛はすごいなぁ」と思っていた訳ではありません。

松阪牛を「ブランド牛」にした仕掛け人がいたのです。

だから私は
あなたがあなた自身を「松坂牛のようなブランド牛」にしてほしいのです。

本日の結論

今後は「あなた」というブランドの価値を
あなた自身が上げていってほしいのです。

これを「セルフブランディング」と言います。

車を走らせれば10分圏内にいくつもあるマクドナルドのような人ではなく
「アナタからどうしても買いたい!」という人になってほしいんです。

私ドラゴン先生も
2020年3月までは
ただのしがないイチ公立学校の教員でした。

その後セルフブランディングを学び続けた結果

「ドラゴン先生から学ばせてください!」

そう言われることが増えてきました!

「ドラゴン先生から何か買わせてください!」

そう言われることも増えてきました。

2020年3月で学校の先生を退職。
4月に独立起業。
7月に株式会社設立。

そして
2020年12月までの9カ月間で
約2,000万円を売り上げることができました!

このブログを読んでいけば
皆さんも独立してすぐに売り上げられるようになるための
「セルフブランディング」の方法がわかるようになります!

ぜひ今後も「教育革命ブログ」をよろしくお願いします!

最後まで見ていただきありがとうございました。

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