私は人と話すとき、取り繕っていると感じます。
どんな友人にもです。
素直に伝えるのが苦手なんですね。
そうなんです。正直な気持ちを伝えようとすると、のどに引っかかる感じがして結局、相手が求めてそうなことを言うんです。
あなたの何が言葉を詰まらせているんだろう?
それはわかりません……。
おそらく過去の嫌な経験が残っているのかもしれないね。
今回は、正直に話すのが怖い理由や正直に話すメリットを紹介しよう。
人と話をするときに、自分の気持ちにフタをして、ごまかしながら話をしていない?
素直な気持ちで話すのが怖い人は、相手にどう思われているかが気になって自分の考えを伝えられないんだ。
自分の率直な気持ちを話せば、相手も心を開き信頼関係が作れるし、あなたも苦しまなくて済むんだ。
そこで、今回は素直に話すのが怖い理由やありのままを伝えるメリットを紹介するよ。
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素直に話すのが怖い3つの理由
自分の気持ちを話すのが怖い理由は次の3つ。
- 否定されるのが怖い
- 弱みをみせるのが怖い
- 自分と向き合うのが怖い
それぞれ順番に解説していこう。
否定されるのが怖い
自分の話した内容を、相手に否定されるのが怖いと感じる人もいるだろう。
怖いと感じる人は、根本的にこのような考えがあるのでは?
- 相手がどう思っているのか気になってしまう
- 嫌われたらどうしよう
- 相手の反応が気になってしまう
否定されたり、相手の反応が気になったりすると、自分をさらけ出せないよね。
自分が正直に話すと、嫌われてしまうのではと感じ、素直な気持ちを話せないんだ。
例えば過去にあなたが自分の気持ちを話したのに、怒られたり、否定されたりした経験があるとトラウマになる。
過去に否定された経験があると、トラウマが原因で素直に話すのが臆病になるんだ。
弱みをみせるのが怖い
「強い人だと思われたい」
「完璧な人でありたい」
という思いから、自分の弱みをみせることに抵抗を感じる人もいる。
また弱い部分を人にさらけ出すのが恥ずかしい人もいるだろう。
そもそも自分の感情を出すのが苦手な人は、ありのままの姿をみられるのが怖いと感じる。
弱みを話すと嫌われるんじゃないか、否定されるんじゃないかと、不安な気持ちになる。
だから弱い部分をみせるのが怖くなって、本当の気持ちを話せないんだ。
自分と向き合うのが怖い
自己肯定感の低い人は、自分の気持ちから逃げている人も多い。
もちろん、トラウマと向き合ったり否定的な感情と向き合うのは辛いことかもしれない。
だけど自分の気持ちを押し殺し続けていると、それは他人の人生を歩んでいるのも同じだ。
素直に話すのが怖い人は、自分の素直な気持ちと向き合えない課題が浮き彫りになっているんだ。
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素直にありのままを話すメリット
素直に話すことに臆病になっている人は、以下のメリットを読んでみてほしい。
素直に話すメリット
- 信頼関係の構築
- ストレスの軽減
- 自己理解の向上
それぞれのメリットを理解して、正直に話すことへの恐怖を取り去ろう。
信頼関係の構築
素直な気持ちで話すと、相手との関係性が深まる。
相手に合わせてばかりだと、その場はやり過ごせても深い関係性は築けない。
また取り繕った会話は、行動や表情に表れてしまい相手にも伝わるもの。
一方で正直に話す人は、表裏がなく嘘もつかない。
あなたが素直に話をすれば、相手も同じように本音で話してくれるようになるよ。
将来的にも関係性を深めやすく、信頼関係を構築できるんだ。
ストレスの軽減
自分の気持ちをありのまま話すと、自分の気持ちを我慢して貯め込まないので、ストレスが軽減するよ。
だけど取り繕っていれば、本当の気持ちと実際に言葉にした気持ちが矛盾してストレスを感じるんだ。
さらに言いたいことが言えない自分に嫌気が差すだろう。
でも、悲しみや嫌悪も正直に話せば、心がすっきりしてストレスから解放される。
言語化した言葉と心の中の考えが一致して、ストレス軽減につながるんだ。
自己理解の向上
自分の気持ちを伝えると、自己理解の向上につながるよ。
相手のことばかり気にしている人は、自分の感情を押し殺し続けるうちに、本当の気持ちが分からなくなるんだ。
あなたは何が好きで、どんな場面で感動して、どんな行為に怒るのか忘れていないだろうか。
本当の気持ちが分からなくなる人は、「怒るのはダメなこと」「泣くのはダメなこと」というように感情を押し殺す癖がついているんだ。
だけど、自分の気持ちに正直になれば、だんだんと本当の気持ちを取り戻せるようになる。
そして、自己肯定感が上がり、自分の考えをプラスに捉えられるよ。
自分の本当の気持ちに気づいたら、あとは行動に移すだけ。
次の章を見てみよう!
素直に話せるようになる3ステップ
具体的にどうすれば、素直に話せるようになるのかを紹介していくよ。
素直に話せるようになる3ステップ
- 何が怖いのか知る
- 自分を受け入れる
- 信頼している人に正直に伝えるようにする
上記の3つを実践して素直に話せるようになろう!
何が怖いのか知る
まずはあなたが素直に話すのを妨げる要因を知ろう。
素直に伝えられない人の心情例
- 相手の反応が気になる
- 否定されるのが怖い
- 過去の傷がえぐられる
素直に伝えたくても話せない場合、基本的には恐れや不安が心にあるからなんだ。
特に過去に否定された経験やバカにされた経験から、正直に伝えることを避けてしまう人は多い。
まずは、素直に話そうとしたときにどんな感情や記憶が浮かんでくるのか客観的にとらえてみよう。
ありのままを伝えるためにも自分を知るのは何より大切なことなんだよ。
自分の感情を受け入れる
「こんなことで怒ってはダメ」
「私は大人げないな」
「泣くなんて情けない!強くいよう」
など、自分の感情を否定して、被せるようにポジティブでいる人は要注意。
なぜなら、相手にも同じような態度を求めるようになるし、自分が苦しんでいるのに気付かず相手と向き合うことになるから思うように信頼関係が築けないんだ。
だから自分のありのままの感情を受け入れよう。
すると、素直に自分の気持ちを伝えることもできるし、相手の気持ちにも共感できるようになって信頼関係ができていくよ。
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信頼している人にありのままで伝えるようにする
あなたが信頼している家族や友人の前で自分の気持ちを話してみよう。
素直に思いを伝えられない人が、信頼関係の浅い人に話をするのはハードルが高い。
であれば、家族や友人など信頼関係ができている間柄に話をするのがおすすめ。
関係性ができている相手なら、あなた自身も気楽に、話を伝えられるだろう。
何事も練習!
「素直な気持ちを伝える練習をしたいから付き合って!」と直接頼むのもGOOD!
まとめ
自分の気持ちを話すのが怖いのは、過去の傷から相手の反応が気になったり、自分に自信がなかったりするからだ。
でも、それを乗り越えてあなたが本当の気持ちを包み隠さず話せば、信頼関係を築けたり、ストレス軽減につながったりするよ。
否定されたり、弱みを知られたりするのが怖い人は、何に対して怖いのか見つめ直してみよう。
そして、「その過去の出来事と今はどこまで関係があるのか」と問いかけよう。
多くの場合、過去と今で切り分けられるはず。
自分にも相手にも、素直な感情を伝えられるようになれば人生がかなり楽になるから、ぜひ素直にありのままで話す練習をやってみてね!
素直に伝えたり自分を大切にしたりするマインドは、実はコーチングを学ぶことでより納得感をもって実践できるようになる。
コーチングは、対話を通して相手の本音や目標を引き出すスキル。
「コーチングを学んで人間関係が楽になった」「自分の本当にやりたいことがわかった!」などたくさんの声が届いているからぜひ学んでみてね!
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