いざというとき緊張して話せなくなるんですが、どうすればいいですか?
セルフトークを取り入れるといいよ!
セルフトークとは何ですか?
セルフトークは自分の頭の中に浮かぶ、いわば「心の中の独り言」。
いざというときに緊張したり、いつものパフォーマンスが発揮できない人は、自分の思いを書き出して情報や感情の整理をするといいよ!
この記事では、パフォーマンスを高めるセルフトークのやり方やコツを紹介するよ。
自分に自信を持てない人や不安を感じる人はぜひ実践してみてほしい。
無料プロコーチ適正診断つき公式LINEにも登録してね!
セルフトークとは?
セルフトークとは、あなた自身が心の中で考えているつぶやきのこと。
セルフトークは「楽しい!」「いける!」などのポジティブな思考や「しんどいな」「失敗するかも」などのネガティブな思考の2種類があるんだ。
人は毎日無意識に数万回ものセルフトークをしている。
セルフトークは性格や思考、行動、感情などに大きな影響を与えるんだ。
セルフトークをコントロールすれば、緊張が緩和したり、自己肯定感が上がったり、スムーズに行動へ移せたりとあなた自身の思考を変えられるよ。
ポジティブなセルフトークのメリット
ここでは、ポジティブなセルフトークのメリットを3つ紹介するよ。
ポジティブなセルフトークのメリット
- 感情をコントロールできる
- 目標達成しやすい
- パフォーマンスが上がる
順番に解説しよう。
感情をコントロールできる
頭の中にある「就活の面接、緊張するなぁ」「仕事でミスをしてしまった。自分はダメな人間だ」などのネガティブな感情を、客観的に何が私を緊張させるのか?ミスするとなぜダメな人間と感じるのか??と視点を変えてみられるようになる。
原因が分かったら、「後輩に事前に伝えられる」のようにとらえ方を変えよう。
ネガティブな感情をに飲み込まれずに済む。
その結果、感情の波がなくなり、心をフラットにして取り組めるようになるよ。
目標達成しやすい
ポジティブなセルフトークは、「自分はできる」「楽しい毎日を過ごせて幸せだ」など、良いイメージが定着するため、チャレンジしようと意欲的になる。
目標達成は、行動量によって大きく左右するから、ポジティブなセルフトークで行動できるようになればそれだけ成果がついてくるよ!
パフォーマンスが上がる
ポジティブなセルフトークは行動にも影響する。
例えば、社内でのプレゼンテーションに自信が持てなくても、頭の中で「自信がなくても大きな声で話そう」と行動にフォーカスしたセルフトークを唱えてみる。
自信がないという感情ではなく、大きな声を出すと行動にフォーカスすることで緊張が和らぎ、集中力を高め、結果高いパフォーマンスを発揮できるんだ。
ポジティブなセルフトークのデメリット
ポジティブになりすぎると自分を過信してしまう可能性がある。
例えば、試験の前に「しっかり勉強したから絶対大丈夫!」と自信を持って挑んでも、良い結果になるとは限らないよね。
「絶対できる」「私なら大丈夫」と自信を持ちすぎると、失敗したときに自信をなくして努力を止めてしまうんだ。
もし当てはまった人は、次の「ネガティブなセルフトークのメリット」を読んでみよう。
打開策が見つかるはずだ。
ネガティブなセルフトークのメリット
「ちゃんとできるかな」「失敗しないようにしなくちゃ」などネガティブなセルフトークがでたときは、起きうるリスクに対応できるチャンスでもある。
不安や心配な状況のときは、ネガティブ思考をゼロにするのは難しい。
しかし「失敗しないようにするには、○○に気をつけよう」「最低限これだけはできるようがんばろう」など、起こりうるリスクには対応できる。
無理にポジティブになろうしなくてもいい。
なぜなら、ネガティブな状態だからこそ対処法を考えられるんだ。
ネガティブなセルフトークのデメリット
ネガティブなセルフトークのデメリットは以下の2つだ。
- 何をやってもうまくいかない
- コミュニケーションに支障がでる
順番にみていこう。
何をやってもうまくいかない
自分を責めるセルフトークは、行動に移すときの影響力が非常に高い。
例えば「失敗したらどうしよう」と思っていると、失敗するリスクばかり考えてしまうんだ。
結果、何をやってもうまくいかず、どんどんネガティブ思考になってしまう。
大切なことは、失敗を想定し乗り越える方法を考えることだ。
コミュニケーションに支障がでる
他人を責めるセルフトークはコミュニケーションのさまたげになる。
「あの人は○○するから嫌いだ」「あの人とは価値観が合わない」などを脳内で考えていると、いくら取りつくろっても脳内での印象が態度に表れてしまう。
自分を責めるセルフトークも、他人を責めるセルフトークも、あなたの不満を何も解消しないんだ。
パフォーマンスを高めるセルフトークの練習3STEP
良い効果も悪い効果もあるセルフトークだが、せっかくならセルフトークを味方につけて仕事や趣味のパフォーマンスを上げたいところ。
でも、勝手にネガティブなセルフトークが始まり、止められない人もいるだろう。
そこで、パフォーマンスを高めるためのセルフトークを習得する方法を3STEPで紹介しよう。
- 心の声を書き出す
- ネガティブとポジティブな内容にわける
- ネガティブ思考をポジティブ思考に変換する
ぜひ実践してみてほしい。
心の声を書き出す
頭に湧いてくる嫌なことやうれしいこと、今の感情をありのままにノートに書き出してみよう。
また時間帯や場面ごとでそれぞれ書き出していくのもいいね。
- 朝起きたとき
- 出勤中
- 昼休み
- 仕事終わり
- 嫌なことがあったとき
- うれしいことがあったとき
書き終わったら、内容を分析してみよう。
客観力が身につくよ。
ネガティブとポジティブな内容にわける
次に書き出した内容をネガティブとポジティブにわけてみよう。
ネガティブとポジティブをわけていくと、今の自分がどのような場面でポジティブまたはネガティブになっているかがわかるよ。
書き出した内容にネガティブが多いと落ち込むかもしれない。
またこんなときにポジティブになれるのかと発見もあるだろう。
一喜一憂するかもしれないが、一つひとつの内容と向き合ってみるんだ。
ネガティブ思考をポジティブ思考に変換する
書き出したネガティブとポジティブの内容に向き合ったら、
最後にネガティブをポジティブに置き換える訓練をしてみよう。
- 緊張するな→楽しもう
- 不安だな→できることはやったから大丈夫
- 失敗が怖いな→失敗から学べることもある
このように日頃からネガティブをポジティブに置き換える訓練をしておくと、ポジティブに考える時間が増えて、ネガティブな場面でも前向きに捉えられるようになるよ。
ネガティブ思考にもメリットはあるけれど、行動しない言い訳にしてはダメだよ!
セルフトークの効果を上げるコツ
最後にセルフトークするときのコツを紹介するよ。
セルフトークの効果を上げるコツ
- 完璧を求めない
- 自分の思考をパターン化する
コツを掴んで、セルフトークを極めよう!
完璧を求めない
どんなものもはじめからうまくできないように、セルフトークにも練習が必要だ。
だから、うまく考えが切り替わらないからと言って落ち込む必要はない。
これから高いパフォーマンスを引き出せるセルフトークが上手にできるようになる。
はじめから完璧にセルフトークはできないので、焦らず自分のペースでセルフトークの訓練をしてみよう。
自分の思考をパターン化する
セルフトークを意識的におこなえば、自分の思考のクセがわかるようになる。
自分のクセに対して定型文を用意しておくとスムーズだよ。
例えば、
- もし~したらどうしよう→○○だったとしても△△したらいいんだ。
- 集中できない→あと5分だけ集中してみよう
このようにパターン化しておけば、いざネガティブなセルフトークが浮かんでも思考の切り替えがうまくできるようになるよ。
まとめ
ポジティブなセルフトークは高いパフォーマンスを発揮できる一方で、リスク対策が甘くなる可能性がある。
たいして、ネガティブなセルフトークは、失敗や不安に対するリスクに対応できる可能性があるが、不安が強くなると行動できないなんてこともよくあるんだ。
セルフトークを使いこなすためにも、自然に流れるセルフトークを紙に書きだして、どんなセルフトークをしているのか気づこう。
失敗や困難を恐れている人は、どんな場面でも乗り超えられるセルフトークを手に入れよう!
コメント