チームワークが悪くうちの部署は、成績も悪いんですよね。
たしかに、高い成果を出すチームはコミュニケーションが円滑に取れているチームだね。
チームワークの大切さを何度も伝えていますが、なかなか浸透しなくて……。
そりゃ、伝えるだけでは難しいよ。
リーダーとしてチームワークを高めるために具体的なアクションを学ぼう!
チームワークとは集団やチームが、目標達成のために一致団結することだ。
「チームワークを高めるには、何が必要なんだろう」
「離職率を下げるために効果的な方法はあるかな?」
とお悩みのリーダーも多いだろう。
この記事では、売上がアップし離職率も低下するチームワークの高め方を紹介するよ。
高いチームワークを発揮するリーダーの特徴も解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
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チームワークを高める3つのメリット
チームワークを高めると、次の3つのメリットを得られるよ。
チームワークを高めるメリット
- 問題解決のスピードが上がる
- 大きなトラブルが減る
- 離職率が下がる
順番に解説していこう。
問題解決のスピードが上がる
チームワークが高いと問題解決のスピードが上がるよ。
チームワークが良ければ、問題が起きたときにみんなで意見を出して助け合える。
協力して意見を出し合えば、より効率的な解決策が生まれるんだ。
大きなトラブルが減る
仕事をしていると予想外のトラブルはつきものだ。
でも、チームワークが良いと大きなトラブルを乗り越えられる。
円滑なコミュニケーションがとれているため、何かトラブルがあってもみんなでカバーし合えるんだ。
さらに、過去の失敗をしっかり共有できるためだんだんとトラブルが減っていく傾向にあるよ。
チームワークは悪いけどミス報告がない場合、ミスを隠して報告しないだけだから、見かけのミスは減っても根本的に成長してないよ!
離職率が下がる
離職率が高い原因は、会社に対する不満やストレスのほか、不穏な人間関係だ。
上司がいつも怒っていたり、否定的な態度をとったりするのはコミュニケーションが良好とはいえない。
また、感情は伝染しやすいので周囲の人の感情もネガティブな影響を受けてしまうんだ。
だから離職率を防ぐには、誰とでも対等な関係を築けるコミュニケーションを心がけよう。
コミュニケーションがスムーズだと、誰にでも相談しやすくなりストレスが減る。
よって人間関係に悩まなくなり、離職率が減るんだ。
「職場で対等な関係を築くって難しいよ……」と思った人は、👇の記事を参考にコミュニケーションを学んでみよう!
高いチームワークを発揮する4つの条件
ここからは高いチームワークを発揮する条件を4つ紹介するよ。
高いチームワークを発揮する条件
- ビジョンを理解している
- 役割が明確
- コミュニケーションがスムーズ
- 心理的に安心できる環境
この4つを意識すれば、高いチームワークを築けるよ。
順番にみていこう。
ビジョンを理解している
ビジョンを理解していれば、チームワークを発揮できるよ。
例えば、今月の売上は○○円という目標を掲げているとしよう。
全員がビジョンを理解していれば、ゴールに向かって何をすべきかみえてくる。
逆にビジョンがあいまいだと、一人ひとりの熱量や行動目標も変わってきて目標達成できなくなってしまう。
まずはスタッフにビジョンを共有しよう。
役割が明確
ビジョンを理解したら、次はスタッフ一人ひとりの役割を明確にしよう。
役割を決めるときは、スタッフの強みやスキルを活かせるような役割分担が必要だ。
きちんと役割分担しておかないと、スタッフはビジョンに対してどうやって行動に移せば良いかがわからなくなる。
また役割が明確ではないと人任せになり生産性が下がってしまう。
役割が明確化されれば、すぐに行動できてやるべき仕事に集中できるよ。
コミュニケーションがスムーズ
コミュニケーションがスムーズだと業務の進捗確認が円滑になる。
コミュニケーションを円滑にするには
- あいさつをする
- 声を掛け合う
- 報連相を徹底する
- 個別でミーティングする
このような日頃からのアクションが大切だ。
コミュニケーションがスムーズになると、仕事に対する意見や助言もしやすくなる。
結果、生産性が向上して売上アップにつながるよ。
心理的に安心できる環境
心理的に安心できる環境とは、
- 意見に耳を傾ける
- 意見を否定しない
- 考えを尊重する
このようにストレスなく自分の意見をいい合える環境が、心理的に安心できる環境といえる。
注意点は、役職や年齢が上の人たちだけが意見することだ。
新人や部下などにも意見してもらえるような環境作りが大事だよ。
高いチームワークを発揮させるリーダーの特徴
ここでは、高いチームワークを発揮するリーダーの特徴を紹介するよ。
高いチームワークを発揮するリーダーの特徴
- ビジョンを共有する
- 課題をスタッフのせいにしない
- スタッフを信じている
リーダーの言動しだいで、チームワークの良さは左右されるのでぜひ実践してみよう。
ビジョンを共有する
リーダーがスタッフに対してビジョンを共有すれば、みんながチームの方向性を認識できて同じゴールに進める。
例えば、月の売上を1,000万円に設定したとしよう。
目標金額というビジョンをスタッフに共有すれば、スタッフはビジョン達成に向けた行動に移せる。
ビジョンを共有しなければ、次の行動へと動き出せず生産性が下がるんだ。
まずはビジョンを明確にして、スタッフへ共有しよう。
課題をスタッフのせいにしない
仕事で課題が出た場合に、部下に責任をおしつけるリーダーは、チームの士気を下げる。
例えば部下の仕事にクレームがあった場合、クレームをスタッフのせいにしてはいけない。
部下の失敗はリーダーの失敗でもあるからだ。
「部下の失敗は自分の責任であり課題だ」
そうとらえて行動に移すリーダーを見て、部下も課題解決思考が育っていくんだ。
チームがうまくいかないときは、まずリーダーのあなたが変わろう。
スタッフを信じている
どんな仕事においてもスタッフを信じる気持ちが大切だ。
「本当に大丈夫なのか?」
「ちゃんと仕事ができるのか?」
とスタッフを信用しない気持ちがあれば、無意識に言葉から出てしまいモチベーションが下がってしまう。
だからスタッフに対して、直接「あなたなら大丈夫」など、言葉に出して伝えよう。
次第に、前向きに仕事にチャレンジするようになるだろう。
もちろん、上司として注意するべきときもあるので、フィードバックは忘れずに!
まとめ
チームワークを高めるには、ビジョンをスタッフに共有し、コミュニケーションを深めるといい。
コミュニケーションがスムーズだと、スタッフ同士でフォローし合えるし、それぞれが意見しやすくなる。
また高いチームワークを作るには、スタッフのモチベーションを高められるリーダーの存在が不可欠だ。
結果、高いチームワークがあれば、離職率も下がり売上アップのために一丸になれるよ。
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