過去の出来事を思い出して怒りがこみあげてくるんです。
一度思い出すともう止まりません!
「私だけかな?」と思うかもしれないけれど、この思い出し怒りで悩んでいる人は意外と多いよ!
思い出さない方法はないですか?
思い出すということは、あなたの中で何かが未消化なんだ。
未消化……。
でも、過去のことはどうしようもできませんよ。
ずっと、思い出し続けては苦しむことになるのでしょうか。
いや、その出来事は本当に苦しい出来事だったのかな?
今回は、思い出し怒りに対処する方法を教えよう!
きっと、苦しさから解放されるよ!!
ネガティブな思い出は記憶に残るもの。
思い出し怒りは、過去に人から受けた言葉やストレス、生活習慣の乱れから引き起こされるんだ。
そしてストレスも再燃する。
この記事では、思い出し怒りの原因や止まらないときの対処法、防ぎ方を紹介するよ。
この記事を読んで、怒りの裏にある原因を突き止め、ネガティブな思考や苦しさから解放されよう。
無料プロコーチ適正診断つき公式LINEにも登録してね!
思い出し怒りの原因
思い出し怒りは無意識に思い出すもの。
怒りの原因は主に以下の3つだ。
思い出し怒りの原因3つ
- 傷ついた過去の出来事が未消化
- ストレスが溜まっている
- 生活習慣が乱れている
順番に解説しよう。
傷ついた過去の出来事が未消化
過去に誰かに傷つけられたり、嫌な思いを解消できなかったりすると怒りが再燃する。
また、ネガティブな思い出は記憶に残るものだ。
例えば、上司から「最近やる気あるよね」と言われたら、「昔はやる気なかったってこと?」とネガティブに解釈して、「そういえば昔、親からダラダラするなと怒られたなー」と過去のネガティブな出来事を思い出してしまう。
感情表現が苦手な人は、当時の怒りをうまく吐き出せず、解決できていないことがよくある。
だから当時の嫌な感情が、今のの自分とリンクして怒りの感情がでてきてしまうんだ。
また当時は嫌な気持ちがあったにもかかわらず、この人は正しい発言をしていると相手を受け入れて、自分の感情を抑えていたのかもしれない。
このように、過去の怒りの感情が未消化のため、思い出し怒りが起きてしまうんだ。
👇の記事は、「ビジネスをしたいけど行動できない」という相談に僕がコーチングしたもの。
この相談者の事例を見ると、自分の感情の詰まりにも築けるかもしれないから、気になったら読んでみてね。
ストレスが溜まっている
不安や悲しみといった、ネガティブな感情を吐き出すのが苦手な人はストレスを溜めやすい。
特に、理不尽な言い方をされてうまく返せずストレスを感じる人は多いよ。
ストレスを抱えると興奮状態が続くため、イライラが続いてネガティブな感情になる。
ストレスが続くほど、ふとした瞬間に過去の怒りへと矛先が向いて、思い出し怒りにつながってしまうんだ。
生活習慣が乱れている
寝不足や食生活の乱れ、夜更かしなどで生活習慣が乱れると、自律神経が乱れて心身の状態が不安定になり、怒りの感情が起こりやすい。
また寝不足などで心身の状態が悪いと、気持ちをコントロールするのが難しくなるよ。
さらに怒りや不安の影響で、甘いお菓子などの糖質量が増えて、食生活は乱れ栄養不足にもなる。
栄養不足はイライラの原因になり、自律神経の乱れを引き起こすすんだ。
すると、怒りの感情が出やすくなるから「最近よく思い出してイヤな気分になるなぁ」と思ったら生活習慣を確認しよう。
思い出し怒りの対処法3選
思い出し怒りを解消するには、以下の3つの対処法を実践してみよう。
思い出し怒りの対処法3選
- 出来事と感情を紙に書く
- 思い出した出来事から学べることを考える
- 過去の出来事に似たできごとがないか思い出す
詳しい内容を見てみよう。
出来事と感情を紙に書く
思い出し怒りをしたときは、なぜ怒っているかを紙に書き出してみよう。
書き出すときは
- 怒りの原因
- そのときの感情
- 今の感情
この3つの感情と向き合うといいよ!
そもそも怒りには、怒りの裏にある根本的な感情がある。
紙に書き出せば、怒りの裏にある本当の感情を探し出せるんだ。
例えば、友達に悪口を言われた過去があるとしよう。
あなたは理不尽に悪口を言われて、腹が立っただろう。
しかし、腹が立った理由を探ったときに、悪口を言われてショックだった、悲しかったなどの裏の感情が出てくる。
怒りの裏にある悲しみや不安、辛さなどの感情がわかれば、また違った対処の仕方が見えてくるよ。
怒りの感情を紙に書き出して自分の気持ちを整理してみよう。
思い出した出来事から学べることを考える
思い出した出来事から、何か今後に生かせるヒントがあるかもしれない。
まずは思い出した怒りの根本について、「自分にとって役に立つ出来事だとしたら?」と置き換えてみるんだ。
例えば、上司に仕事のやり方について注意を受けたとしよう。
注意されたら落ち込んだり怒りが湧いてくるかもしれないが、注意を受けて役立つこともあるんだ。
「あのとき注意されたから、今は同じ失敗をしない。」
「もし注意されずに仕事を続けていたら、もっとひどい失敗をしていたかもしれない。」
このような思考に切り替えれば、ネガティブな思考や怒りが気にならなくなる。
思い出し怒りの原因を役立ち基準で捉え直してみよう。
過去の出来事に似たできごとがないか思い出す
実は、人との会話でマイナス感情が出るとき、それは過去のトラウマを無意識に思い出しているからでもあるんだ。
例えば、上司に注意されて、内容には納得するけど、「そんな言い方ある!?」と思ったことはない?
相手の伝え方に腹が立つ人は、親が高圧的だったり見下しているような言い方をされてきた人が多いんだ。
そして、親の上から目線な態度に傷ついたけど、気持ちを伝えられずに大人になった人は、上司の言い方に過敏になる傾向があるよ。
これは1つの例だけど、人間関係でマイナス感情になる出来事があれば、過去の嫌な出来事が未消化で、それが課題となって表れている証拠。
過去の課題をクリアするには、相手に当時の想いを伝えたり、相手の行為を受け止めてゆるしたりすることなんだ。
もちろん簡単ではないし、ブログで伝えられることには限りがあるけれど、心当たりがある人は👇の記事を読んでみて!解放する方法を解説しているよ。
思い出し怒りの防ぎ方
思い出し怒りを防ぐためには以下の3つを日常的に取り入れるといい。
- 生活習慣を改善する
- 瞑想する
- 運動する
順にみていこう。
生活習慣を改善する
規則正しい生活は、自律神経を整えて気持ちを前向きにしてくれる。
朝起きて太陽を浴びれば、セロトニンが分泌され夜には眠気を促すメラトニンが生成される。
メラトニンが生成されれば、副交感神経が優位になりリラックスした状態で眠れるんだ。
またタンパク質やビタミン類といった栄養バランスを考えた食事は、体に栄養が行き届き、元気な体を作ってくれる。
このように生活習慣を整えれば心身の健康につながり、イライラやネガティブな思考が緩和される。
瞑想をする
瞑想とは、目を閉じて何も考えずに心と体に意識を向けて心を落ち着かせる技法だ。
瞑想中は余計な雑念を取り払い、頭を空っぽにしてみよう。
怒りやネガティブな感情が優位なときは、呼吸が浅くなり交感神経が優位になる。
瞑想時は、深い呼吸や身体に意識を向けてみよう。
深呼吸にも副交感神経が優位になり、リラックス効果がある。
毎日決まった時間に瞑想する習慣をつければ、ネガティブな思考が薄れて怒りの感情が気にならなくなるよ。
運動をする
体を動かすと脳から気持ちを安定させるホルモン、エルドルフィンやセロトニンが放出されてストレス解消につながるんだ。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動だけでも、全身の血行が良くなって緊張が緩和するよ。
脳に酸素が行き届けば、思考もクリアになり前向きな気持ちになれるんだ。
まとめ
思い出し怒りは過去の辛い経験やストレスなどで引き起こる。
紙に書き出したり、ネガティブ思考をポジティブ思考に置き換えたりすれば、負の思考から解放されるよ。
もし、自分との向き合い方がわからないという方は👇の記事がおすすめ。
セルフコーチングという技術を使って、自分の内面と向き合うやり方や質問を30ほど紹介しているからぜひ、読んでみて!
通称ドラゴン先生
東京NSC元芸人
元教員13年の教員生活の後、41歳で独立。独立後は、ままためコーチング塾®️の塾長、2社経営の社長、また、プロコーチとして2000人以上の実績を持つ。現在総フォロワー10万人を超えるインフルエンサーとしても活動。子どもの笑顔のために、ありのままでイキイキと生きる大人を増やす講演会”ままため講演会”を全国で開催中。
ドラゴン先生のプロフィール詳細を見る
株式会社ドラゴン教育革命HP
https://www.dragon-edu-revo.com/YouTubeチャンネル
教員のための進路指導室
教育革命家ドラゴン先生
コメント