リーダーシップはコーチングを使って育てよう!部下が育つコーチング方法をご紹介

男性教員

部下への指示やフォローばかりで、なかなか自分の仕事がはかどりません。どうすれば自ら考えて動いてくれるでしょうか?

ドラゴン先生
ドラゴン先生

コーチング技術を使って、リーダーシップを育成すればいいよ。

男性教員

なぜリーダーシップを育成するのにコーチングが良いのですか?

ドラゴン先生
ドラゴン先生

コーチングはアドバイスではなく、相手の気持ちを引き出す技術。だから自ら考えて意見する力が身につくんだ。

部下へのフォローが減れば、自分の仕事に集中できるし、会社の売り上げも上がる。
でも、実際には部下のモチベーションや考え方に左右されて思った通りの成果が出ないパターンが本当に多い。

そこでこの記事では、リーダーシップを育成するためのコーチング方法を紹介しよう。
僕は独立したい人やすでに起業している人をコーチングを使ってサポートしているんだけど、コーチング後は、自分のやるべきことが明確になって行動レベルに落とし込めているんだ。

だから、リーダーシップを育てたい人はぜひ参考にしてほしい。

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コーチングとは

コーチングとは、「傾聴」「承認」「質問」の3つのスキルによって、相手の話を傾聴して質問を投げかけ、自ら考えて行動に移せるようサポートする技法だ。

コーチングすれば、部下との信頼関係も築けるし、目標達成までのアクションを起こせる人材を育てられるんだ。

コーチングとは?意味・目的・やり方・稼ぎ方を簡単解説

トップダウン型のリーダーシップ育成との違い

トップダウン型のリーダーとは、一人の強力なリーダーが命令や指示するタイプのリーダーだ。

部下の育成が「教える」に特化しているため、部下が発言したり、考えたりする機会は少ないのが特徴だ。
ただし、素早い決定と実行ができるメリットもあるよ。

しかしコーチングでは、リーダーが「教える」のではなく、「傾聴」によって部下自身がどうしたいかを引き出していく育成方法だ。

コーチングで育成すれば、時間こそかかるが自分で考えて行動し、目標までブレずに遂行する人材を育てることができる。

リーダーシップの育成にコーチングを使う目的

リーダーシップの育成にコーチングを使う目的は以下の3つだ。

リーダーシップ育成にコーチングを使う目的

  • 生産性が上がる
  • 次世代のリーダーを育成できる
  • 離職率を下げる

順番に解説するよ。

生産性が上がる

コーチングすると生産性が上がり、目標達成までがスムーズになる。

普段、受け身の部下だと上司の指示が増えて仕事が滞るよね。

コーチングは主体性を高めることも可能だから、自らが考えて行動したり、意見する力が身につくんだ。

結果、部下の管理コストが減ってスムーズに仕事が進み、生産性が上がるよ。

次世代のリーダーを育成できる

上司が部下をコーチングすれば、コストをかけずに次世代のリーダーを育成できる。

今求められるリーダーは変化を見抜き先手を打てる判断ができるリーダーだ。

SNSやAIが進化し、情報が誰の手にも入るようになったため、トレンドは変わりやすく消費者のニーズも安定しない。

例えば、YouTubeをビジネスにいち早く使い始めた企業は、登録者が伸び広告収入だけでなく商品もたくさん売れたんだ。

もちろん今から始めても効果はあるが、間違いなくYouTubeがメディアとして認められる前から始めた人たちよりも得られる利益は少ない。

コーチングは、目標から行動計画まですべて本人の内側にあるものを引き出す方法だ。

自分の考えていることを言葉にする過程を通して、自ら考えて行動できるリーダーを育成できる。

離職率が下がる

コーチングによって、部下のやる気が増して意欲的に仕事に取り組めるようになれば、離職する人も減るよ。

離職する原因として上げられるのは、不穏な人間関係や仕事面でのストレス、会社のビジョンへの不満などがある。

コーチングすれば、上司との信頼関係が生まれて、組織の一体感が増したり、コミュニケーションが取りやすい環境に変化したりする。

結果、仕事面や人間関係のストレスが解消して離職率が下がるんだ。

会社が求めるリーダー像

では会社に求められるリーダー像とはどんな人材なのだろうか。
以下の4つの要素をみていこう。

会社が求めるリーダー像

  • 具体的な目標を提示できる
  • 問題解決能力がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • コーチング力がある

一つずつ解説しよう。

具体的な目標を提示できる

リーダーは具体的な目標を持ち、組織を引っ張る力が必要だ。

会社全体のゴールや課題を理解したうえで、具体的な目標を提示して部下へ落とし込む。

リーダーが具体的な目標を提示できなければ、一人一人の行動がバラバラになり、生産性が下がってしまうんだ。

目標を具体化するためには、5W1Hを使うのがオススメ!

  • どこで(Where)
  • 何を(What)
  • いつ(When)
  • 誰が(Who)
  • なぜ(Why)
  • どうやって(How)
ドラゴン先生
ドラゴン先生

5W1Hを用いて、より具体的に役割を提示しよう。

問題解決能力がある

リーダーは、解決すべき問題に立ち向かわなければならない。

部下が起こした問題を部下のせいにして、問題に向き合わないリーダーは信頼が下がる。

なぜこの問題が起きたのか?
ヒューマンエラーを防ぐシステムは作れないか?

など、どんなときでも冷静に問題と向き合い、部下の責任は自分の責任と捉えて、適切な助言やフォローをするのが求められる真のリーダーだ。

コミュニケーション能力が高い

最近では、コミュニケーション不足でエラーが発生するケースが増えているらしい。
具体的には、確認不足のまま行動したり、ミスを報告しない事例が多いんだ。

リーダーが常に社員に対して否定的だったり、高圧的な態度だったりすると、社員のモチベーションは下がり、コミュニケーションがとりにくくなる。

実は、ミスをとがめる雰囲気のグループは、ミスの報告量が減っただけで実際にはたくさんのミスが改善されないままになる。

逆に、ミスしても再発防止に取り組む組織は、しばらくするとミスが減り生産性が向上したという話がある。

売上を上げていくためにも、コミュニケーションを取りやすい雰囲気を作るのは、リーダーの役目だ。

コーチング力がある

コーチングで部下のモチベーションを上げたり改善点に気づかせるリーダーは社内で重宝される。

コーチングは、部下の話を引き出して、目標に向かって自発的に行動できる部下を教育できる。

部下を教育しようと、アドバイスばかりのリーダーのもとでは、自発的に動ける社員は育成できない。

生産性を高めるためにもリーダーは、仕事の能力だけでなく、優秀な部下を育てられるコーチング力が必要なんだ。

注意!中途半端なコーチングではリーダーが育たない

注意したいのが、中途半端な知識でコーチングすることだ。

中には、「話を聞くだけでしょ?」と勘違いする人もいるが全く違う。

下は、相手の話を引き出せない聞き方話し方の例だ。

  • 誘導的な質問をする
  • 自分の話ばかりする
  • アドバイスする
  • 頭の中で反論しながら聞く

コーチングしているつもりでも、これでは部下の話を引き出せない。

コーチングの正しい知識を習得して、リーダーを育てよう。

「答えは相手の中にある」これをマインドセットして、アドバイスしたい気持ちはグッと抑えよう!

ドラゴン先生
ドラゴン先生

アドバイスしたくなったら、角度を変えた質問をしよう!

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部下のリーダーシップを育成するコーチング方法

最後にコーチングで部下のリーダーシップを育成する4つの方法を解説するよ。

  • 部下の本音を引き出す
  • 部下の話を傾聴する
  • リーダーがすべき行動の目標を設定する
  • 振り返りとフィードバックをする

一つずつ解説しよう。

部下の本音を引き出す

まずは本音を引き出すための質問を考えよう。

質問するときのポイントは、質問を繰り返して深掘りすることだ。

例えば、部下に対して「新規の営業先を3件取る目標に対してどう思いますか?」と聴いて、「少し難しいかもしれません。」と答えたとする。

次に難しいと思う理由について、さらに深掘りしていくんだ。

質問ごとに内容を深掘りすれば、部下の本心から出た目標達成のための道筋を立てられるよ。

ドラゴン先生
ドラゴン先生

「わかりません」という答えが出た場合、それは信頼関係ができていない証拠。
もう少し、他愛のない話をする必要があるよ!

部下の話を傾聴する

部下の答えで気になった点があっても決して口を挟まず最後まで耳を傾けよう。

途中で上司が口を挟むと、話したいことがあってもうまく話せなくなる。

また途中で話をさえぎられると、話を聴いてもらえないと不安に思うものなんだ。

話を傾聴するときは、部下のペースで話ができるよう、適度に相槌しながら相手の声に耳を傾けよう。

リーダーがすべき行動の目標を設定する

リーダーの役割を理解させた上で、行動目標を設定しよう。

例えば、

「リーダーとしてどのような姿でありたいですか?」
「それを達成するためにどのように動きますか?」

このように、具体的な行動に落とし込めるまで対話をくり返すんだ。

また部下自身が理想とするリーダーをモデリングさせる方法もおすすめ。

リーダーがすべき行動や価値観などを共有でき、なりたいリーダー像がみえてくるよ。

振り返りとフィードバックをする

リーダーとして行動した結果を聞き出し、改善点がないかをフィードバックしよう。

ただし、失敗した経験について叱責してはいけない。

失敗は学びになり、これからリーダーとして活動していく上で糧になっていくからだ。

また良かったことに対して、何が良かったのか?失敗に対しては次どうしていけばいいか?気づくきっかけを与えるような対話を心がけよう。

まとめ

社内でリーダーシップを育成できれば、会社の生産性も上がり、意見し合える環境ができる。
そのためにも、コーチングはとても効果的なコミュニケーションの手段なんだ。

コーチングでは相手の話を聴いて、本音を引き出し、求められるリーダーになるための目標設定をしよう。

ただし中途半端なコーチング技術では良いリーダーは育たないから、コーチングの技術をしっかり身につけて、優秀なリーダーを育成しよう!

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