自分が思っている通りに人を動かすことができれば楽なんですけどね。
心理学を駆使すればできるよ!
心理学を学ぶことで、意図した通りに動くように働きかけることができる。
とはいっても、難しいことはない。
意外と無意識に使っていたり、「あ、あれは心理効果を使ったものだったのか!」と身近に感じる心理学も多い。
今回は、人が行動するメカニズムを理解できるような心理学を10個紹介しよう。
セールスや学級経営で使えば、ラクに相手の行動を変えることができるから試してみて。
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ピークテクニックで注意を引く
聞き手の集中をこちらに向けるためのテクニックだ。
小さなことを積み重ねる
人はすぐに行動を変えることができない生き物だ。
大胆な施策を打って大きく変化させようとするのではなく、長い目で見て小さなアプローチをコツコツ積み重ねていこう。
たとえばチラシ配りでは、ド派手なチラシを1回渡しただけでは集客につながらない。
定期的にポストにチラシを入れて何度も情報に触れさせてやっと集客につながるんだ。
小さなことを積み重ねた先に人を動かす力があることは覚えておいて!
顧客起点で頼みを聞いてくれる
相手の強みに注目して、「だからあなたにお願いするんだよ」と伝えよう。
たとえば、「Aさんがあなた○○が得意だから、△△を頼みたいと言っていたよ。」と言われたらどうだろう。
誰だって喜んで引き受けるはず。
第三者に聞くと、自分の強みを発見することもできるからあえて、自分の強みを他人に聞いてみよう。
そこから、商品化のヒントにつながることもあるよ。
サボる人が増えるのは社会的手抜きという心理
集団が大きくなればなるほど、サボる人が出てくる。
会社に所属する2割の人が会社全体の売り上げを支えている2:8の法則でも有名だ。
クラスでも、よく発表してくれる子は全体の2割だと思わない?
もし、サボる人数を減らしたいなら、班活動など、少人数グループにするといいだろう。
運がよかったと思い込む
何か成果が出たときに、自分では頑張ってきた結果だと思うけど、周りから見ると「運がよかっただけ」とか「そもそも簡単だったからでしょ」と、とらえられることがある。
逆に、失敗した人に対して、「たまたま難しかっただけだよ」って声をかけてあげると、また頑張ろうという気持ちにさせることもできる。
現状維持を望むのは認知的不協和があるから
認知的不協和は、思っていることと行動していることが矛盾したときに湧きあがるストレスのこと。
そして、厄介なことに、認知的不協和を解消するために、人は自分の感情を脳内で書き換えてしまう。
たとえば、「長時間労働はしんどいはずなのに、辞められずにいる。」という認知的不協和な状態があるとする。
人はこの状態がストレスだから、行動を変えるのではなく、「自分はこの仕事が好きだからこんなに長く働いているんだ。」と意味を書き換えてしまう。
だから、自分と向き合う時間を取らないと、自分が望んでいない方向に向かってしまう恐れがあるんだ。
CMでも使われているホランダーの方略
実力のある人の意見は信じられやすい。
たとえば、スキンケアのCMで「あの女優さんも使っている」という宣伝を聞いたことがあるはず。
誰もが憧れる肌のきれいな女優さんが使っているスキンケアなら、効果がありそうだと思ってしまうから売れやすくなるんだ。
一貫した主張が人を動かすモスコビッチの方略
一貫して言い続けることで、信じられやすくなる心理効果がのこと。
たとえば、ぼくは、「学校教育はこのままじゃいかん!」ということをいろんな角度から言い続けている。
ずっと言い続けることで少しずつ賛同してくれる人たちが増えて来たんだ。
学校教育を批判した最初なんて、大炎上して勤務先まで電話がかかってきたからね笑。
リフレーミングでとらえ方を変えよう
ピクニックの日に雨が降ったらどう思う?
もう、最悪……。
リフレーミングは、ネガティブな感情が起こりそうなときに使える心理テクニック。
雨が降って最悪だという感情になるのは、ネガティブなフレーム(枠)でとらえているからんだ。
でも、雨降ってピクニックに行けない代わりに、「じゃあ、ちょうど気になっていたあの映画を見に行こう。」
となれば、むしろ気になっていた映画を見れるチャンスになる。
雨が降らなければ見る前に上映終了になっていた可能性もあるからね。
このように、とらえかたを変えることをリフレーミングという。
立場を入れ替えて考えるポジションチェンジ
- 自分の視点
- 相手の視点
- 第三者の視点
- 私たちの視点(自分と他者の視点)
まず、自分の立場と相手の立場、それからどちらでもない第三者の視点を体験しながら考える。
そして、最後にお互いが納得する方法を考えることで問題に対処する方法だ。
人を思い通りに操る心理テクニック10選まとめ
人を思い通りに操る心理テクニック10選
・ピークテクニック
・小さなことを積み重ねる
・顧客起点
・社会的手抜き
・運
・認知的不協和
・ホランダーの方略
・モスコビッチの方略
・リフレーミング
・ポジションチェンジ
人を動かすスキルは、家族との関係や商品販売、会社のコミュニケーションなどで幅広く使うことができる。
学んでおいて損はない分野だ。
ビジネス小学校ブログでは、このほかにも目的別で解説するビジネス心理学20選【本を買う前に読みたい】や学級経営ですぐに役立つ心理学7選で日常でも仕事場でも役立つ心理学をまとめているから、読んでみよう。
通称ドラゴン先生
東京NSC元芸人
元教員13年の教員生活の後、41歳で独立。独立後は、ままためコーチング塾®️の塾長、2社経営の社長、また、プロコーチとして2000人以上の実績を持つ。現在総フォロワー10万人を超えるインフルエンサーとしても活動。子どもの笑顔のために、ありのままでイキイキと生きる大人を増やす講演会”ままため講演会”を全国で開催中。株式会社ドラゴン教育革命HP
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教育革命家ドラゴン先生
最後まで読んでくれてありがとう!このブログは動画でも復習することができるよ。
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