「もう無理かも…」
そんな風に感じながら、今日も教室に立って、家に帰ってからは子どものお世話。
きっと、毎日ヘトヘトになりながらも、「私が頑張らなきゃ」って自分を奮い立たせてるんじゃないかな。
この記事では、「教員を辞めたいけど不安」「このままでいいのかな」と感じているママ教員のあなたが、心のモヤモヤを整理して、これからどう生きていくかを考えるヒントを得られるようにしているよ。
同じように悩んだママたちをたくさん見てきた僕だからこそ、リアルな声や選択肢、そして後悔しない決断のコツをしっかり届けられる。
この記事を読めば、「辞める・続ける」どちらを選んでも、自分の気持ちに納得できるはずだ。
教員ママがもう限界と感じる3つの理由
毎日、朝から晩まで生徒たちのこと、授業のこと、保護者対応、それに自分の家庭のことまで、本当にたくさんのことを同時にこなしているよね。そりゃあ、「もう無理かも」「辞めたい」って心が叫びたくなる時だってある。
仕事も家事も育児もキャパオーバー
教員の仕事って、授業の準備や部活動、会議など、勤務時間外にもやることがいっぱいあるんだよね。それに加えて、子育ては待ったなし!子どもの急な発熱、保育園や学校の行事、宿題のサポート…考えるだけでも目が回りそうだ。
そんな毎日を送っていたら、 身体的にも精神的にも、キャパオーバーになってしまうのは当然のこと。
真面目な自分ほど「頑張らなきゃ」と追い込まれる
責任感が強くて真面目なあなたほど、「先生なんだから」「母親なんだから」って、自分を追い込んでしまう傾向があるんじゃないかな?完璧主義な一面もあるのかもしれないね。
でもね、人間はいつも全力で走り続けることはできないんだ。時には立ち止まって、息抜きすることも大切なんだよ。
「私がダメなだけ?」と自分を責めてしまう心理
「周りの先生たちはちゃんとやっているのに、私だけ…」って、自分を責めてしまうこと、あるよね。
でも、 あの人たちだって、見えないところで苦労しているかもしれないし、 助けを借りている可能性だってあるんだ。
それに、あなたの状況は、他の誰とも違うんだから、比べる必要なんてないんだよ。あなたは、あなたなりに一生懸命やっている。まずは、そんな自分を認めてあげてほしいんだ。
パートナーが協力的じゃなくてしんどい
家ではパートナーがまったく家事や育児に関わってくれない…そんな状況、意外と多いんだよね。
「自分もフルタイムで働いてるのに、なんで全部私なの?」って、心の中で叫びたくなること、あると思う。
協力してほしいのに伝わらない、伝えても改善されない。そんな毎日が積み重なると、心がすり減っていくのは当たり前なんだ。
ワンオペ状態で頑張り続けるのは、本当にしんどいよ。
「教員を辞めたい」は甘えじゃない|まずは心を整えよう
「辞めたい」って思うことは、決して甘えなんかじゃないんだ。それは、あなたの心がSOSを出しているサインなんだよ。だから、まずはその気持ちを否定せずに、受け止めてあげることが大切なんだ。
感情を否定せず受け止めることから始めよう
「こんなこと思っちゃいけない」「もっと頑張らなきゃ」って、自分の気持ちに蓋をしようとすると、かえって苦しくなってしまうんだ。
まずは、「つらいんだね」「疲れたんだね」って、 自分の心の中で優しく声をかけてあげてほしいんだ。どんな感情も、あなたの大切な一部なんだから。
自分の本当の気持ちを整理する3つの質問
少し落ち着いて、自分の「本当の気持ち」と向き合ってみようか。紙とペンを用意して、次の3つの質問に答えてみてほしいんだ。
- 今、何が一番つらいと感じる?
(具体的な出来事や状況を書き出してみよう) - もし、今の状況から解放されたら、どんな風に過ごしたい?
(理想の働き方や暮らし方を想像してみよう) - 「辞める」こと以外に、今の状況を変える方法はないかな?
(例えば、仕事の分担、家事のサポートなど、小さなことでもいいんだ)
焦らなくて大丈夫。自分のペースで、ゆっくりと考えてみてね。
「辞める・続ける」の前に必要な自己理解
「辞める」か「続ける」か、どちらを選ぶにしても、まずは「自分が何を大切にしたいのか」「どんな働き方や生き方を望んでいるのか」を深く理解することが大切なんだ。
自分の価値観や譲れないものを明確にすることで、後悔のない選択ができるはずだよ。
教員を辞めたママたちのリアル体験談【その後の人生は?】
実際に教員を辞めたママたちは、その後どんな人生を送っているんだろう?少しでもあなたの不安が軽くなるように、何人かの体験談を紹介するね。
不登校の息子との向き合いから、自分の人生を再出発した堀ミカさん
元教員だった堀ミカさんは、息子さんの不登校をきっかけに、自らも教員としての働き方を見つめ直すことにしたんだ。最初は休職、そして退職という流れを経て「学校という場では救えない子どもたちの居場所をつくりたい」という思いが芽生えたそう。
「私は本当にチャンスだと思っています。子どもが体を張って、家族の課題や社会の歪みに気づかせてくれた。だから、自分を見つめ直すきっかけになったし、今ではやりたいことに挑戦できている実感があります」
現在は、兵庫県でオルタナティブスクール「アイム」を立ち上げ、週4日、子どもたちが自分らしく過ごせる学びの場を運営中。最初は人間不信で声も出なかった子どもたちが、1ヶ月ほどで元気を取り戻し、自分の意見を言えるようになる姿を見て、日々感動しているとのこと。
辞めたことを「終わり」じゃなく「スタート」に変えたミカさんのように、自分の道を切り開いている人もたくさんいるんだよ。
教員から転身、自分も家族も笑顔になれる働き方を見つけたリラコさん
13年間小学校教員として働いていたリラコさんは、「もっと子どもと関わりたいのに、関われない」日々にモヤモヤを感じていたそう。
「勤務時間内では仕事が終わらず、夜遅くに作業。子どもの話を聞きたいのに、夕食中には眠気が限界で『ごめん、もう寝るね』って…そんな自分に、ずっと罪悪感を感じていました」
その想いをきっかけに、自らも講座を開いて独立。
子育てに悩むママたちに向けて、自己肯定感を育てる発信を続けているよ。
「教員の仕事も大好きだった。でも今の私は、自分の人生を自分で選んでいる実感があります。今では子育てって楽しい!って心から思えるママを増やしたくて活動してます」
月商40万円を達成した現在も、YouTubeや大学への講演、海外での子育て研究など、新しい挑戦をたくさん計画中。
教員を辞めたいママが知っておくべき4つの選択肢
「辞める」ことだけが 唯一の解決策じゃないんだ。他にも、あなたの状況を変えるための選択肢はいくつかあるんだよ。
非常勤やパート勤務という柔軟な働き方
フルタイムの常勤勤務が大変と感じるなら、非常勤講師やパートタイムの教員という働き方を検討してみるのも一つの手だよ。勤務時間や曜日を調整しやすい場合もあるし、負担も常勤勤務に比べると少なくなる。
収入面で不安なら、下の記事も読んでみて。
教職以外でも活かせる!ママに向いている転職先
教員の経験は、実は多くの分野で活かすことができるんだ。コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、人を育てる力など、これらはどんな仕事でも求められるスキルだよ。
例えば、教育関係の企業、人材育成、コミュニケーションのスキルを活かせる接客業など、ママとしての経験も活かせる仕事もたくさんあるんだ。
すぐに辞めなくてもOK、休職や業務調整という手も
もし、今すぐ辞めることに抵抗があるなら、まずは休職制度を利用して、 少し時間を取ってみるのもいいかもしれないね。心身を休ませることで、本当に自分がどうしたいのか、改めて考えることができるかもしれない。
また、学校によっては、 より軽い業務への配置換えを相談できる場合もあるんだ。
まずは誰かに相談するだけでも変わる
一人で悩んでいても、なかなか 解決策は見つからないものだよ。信頼できる家族、友人、同僚、または 専門のカウンセラーに自分の気持ちを話してみるだけでも、気持ちが楽になることがあるんだ。
誰かに話を聞いてもらうことで、 思いがけないアドバイスをもらえたり、新たな視点に気づけたりするよ。
辞めるか悩む教員ママへ|後悔しない選択をするヒント
最終的にどんな選択をするにしても、一番大切なのは、あなたが後悔しないことだよ。
でも、どんな選択が後悔しないのかわからないよね。
だから、後悔しないために必要な考え方を3つ紹介しよう。
自分を大切にすることはわがままじゃない
「子どもたちのために」「学校のために」と頑張ることは 美しいけれど、いつも自分のことを後回しにしていては、いつか心が壊れてしまう。
自分を大切にすることは、決してわがままなんかじゃないんだ。あなたが 健康で笑顔でいられることが、周りの 人たちにとっても一番の幸せなんだから。
自分を犠牲にして周りに合わせることはやめよう。
どちらを選んでもOK。大事なのは納得できること
「辞める」という選択も、「続ける」という選択も、どちらが正解なんてないんだ。大切なのは、あなたが自分の気持ちとじっくり向き合い、納得のいく選択をすることだよ。
周りの意見に流されるのではなく、自分の心に正直になって決めてほしいんだ。
どっちの道も等しく価値がある。
あなたの人生を決めるのは、あなた自身
最終的に、あなたの人生を決めるのは、あなた自身なんだ。誰かに言われたからとか、周りがそうしているからとかではなく、あなたが「これが私の 望む道だ」と思える道を選んでほしい。
どんなに大好きな家族でも心から信頼している親友もあなたの人生に責任は取れない。
批判してくる他人なんて、なおさらそう。
だから、胸を張って自分の進みたい道に行こう。
僕はずっと、あなたのことを応援しているからね。
おわりに:今日からできる小さな一歩を踏み出そう
もしかしたら、まだ具体的な行動を起こすのは怖いかもしれないね。でも大丈夫。今日からできる小さな一歩を踏み出してみよう。
まずは、今日、少しでも自分のための時間を作ってみようか。
大好きなコーヒーをゆっくり飲むとか、 少し散歩してみるとか、ほんの些細なことでもいいんだ。
そして、おすすめは、今日考えた「自分の本当の気持ち」を、誰か信頼できる人に話すこと。話すせば、話していく中で自分の気持ちに気づくよ。
「辞める」にしても「続ける」にしても、あなたの幸せが一番大切だよ。あなたは一人じゃない。いつも応援しているからね。
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