「教員やってられない!」と思った瞬間4つ!退職後の進路も徹底解説

男性教員
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教員って仕事量と給料が見合ってないし、変に気を遣うことが増えてきて、やってられないですよ。

ドラゴン先生
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僕も中学校教員だったからよくわかるよ。

男性教員
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おまけに、先日休職された先生がいて、さらに仕事が増えました。今は、家族と過ごす時間がほぼありません……。

ドラゴン先生
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教員不足も現場を苦しめているよね。

男性教員
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本当は辞めたいのですが、教員一筋なので転職する勇気も出ず……。

ドラゴン先生
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今回は、教員をやってられない!と思う瞬間と退職後のキャリアについて解説したよ!

教員不足に、残業代問題、科目の増加、病休教員の増加など、ここ数年で教員の労働環境は過酷になっている。
特に教員不足は深刻なのに、一向に仕事を減らすという根本的な解決に舵を切らないのが不思議だ。

そこで今回の記事では、

「教員の働き方が理不尽だと思うのは私だけ?」

「辞めたいけど、教員以外で稼ぐイメージが湧かない」

このような悩みを持っている人のために、SNSでよく見られる不満のタネや現場の声をまとめた。

また、最後には転職と起業について解説しているので、教員を今すぐ辞めたいと思っている人はぜひ、最後まで目を通してほしい。

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ドラゴン先生
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教員をやってられないと思った瞬間4選

SNSや個人ブログを中心に、「教員やってられない!」と思った瞬間が多いものをまとめた。

  • クレーマー保護者の対応
  • できる人に仕事が集まる
  • プライベートがない
  • 残業代が出ない

クレーマー保護者の対応

一部の保護者ではあるけれど、成績について難癖をつけたり、子どものトラブルから親同士の言い合いになるケースが多い。

1人でもクレーマー気質の保護者がいれば1年間で莫大な時間と労力を奪われ仕事量が増えるんだ。

できる人に仕事が集まる

今、産休や病休で教員の欠員が出ても代替してくれる人材がいないんだ。

代替教員が見つからない場合、仕事を職員全体で分担する。

そのとき、テキパキと仕事をこなす人に責任のある仕事を任せる傾向があるんだ。

仕事が遅延すれば、子どもや保護者に迷惑がかかるため管理職としてもそうせざるを得ない状況でもある。

でも裏を返せば、仕事ができる教員ほど負担が大きくなり、信頼の低い教員ほど楽な仕事になるため、業務量や勤務時間に差が出てくるんだ。

それでも、給料は年功序列型だから不満につながる。

ドラゴン先生
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僕は進路指導、中3学年主任、県柔道部役員、休職教員の代替担任を1年でこなした年もあったよ。給料は変わらないのに……。

プライベートがない

特に中学・高校の教員になると部活動に多くの時間が割かれる。

公立であっても、いまだに土日とも練習する部活動もあるんだ。

平日は朝6時半に出勤して朝練。
8時半から授業して夕方は18時まで部活動。

さらに、土日も部活動をするのであれば、プライベートを充実させる時間は残されていない。

何もない日は、1日中、身体を休めることに当てるという人もたくさんいる。

ドラゴン先生
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僕も、あまりにも家族との時間が取れないから、修学旅行先のディズニーランドで、こっそり妻と子どもと30分遊んだのは良い思い出。

スケジュール例

中学校教員のスケジュール例

残業代が出ない

教員は、給特法という法律があるので残業代が出ないんだ。

その代わり、給与の4%上乗せして支払われる教職調整費がある。

とはいえ、残業してもしなくても給与の4%(およそ1万5千円)から増えることはないので、残業するだけ損だ。

でも、中学校教員の77%、小学校教員の64%が毎月45時間の残業をこなしている。

さらに80時間の残業をする教員もそれぞれ36%、14%になる。

残業しないと終わらない業務量なのに、残業代が出ないことに「やってられない!」と感じるのは無理もない。

現場の声

実際に、現役の教諭にどんな不満があるか聞いてみた。

小学校教諭20代女性

学習指導案は「やってられない!」と思いますね。研究授業ならまだ良いですが、指導主事が訪問して5分授業を見る程度なのに、指導案を作るはめになります。
しかも、授業のアドバイスもないので、はっきり言って、指導案を作る時間は無駄です。

小学校教諭40代男性

高学年と低学年で仕事量が違うのに、手当てなどが付かないのは不満です。
高学年が学校を引っ張るため、必然的に高学年の担任主導で行事をする機会が増えます。委員会や宿泊行事の負担もありますからね。
早めに帰る低学年担任を見て、「年功序列の給与体系だから仕方ない」とはどうしても思えません。

ドラゴン先生
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業務や給与のあり方は、やってられない!と思う場面が多いみたいだ。

教員を続ける人とやめる人の特徴

継続か退職か

不満が噴出しているのにもかかわらず、多くの人が教員であり続けている。

一方でさっさと辞める人も一部いるが、この違いを解説しよう。

教員を続ける理由

  1. やっぱり子どもが好き/子どもの成長が見たい
  2. 教員の安定にしがみつく

教員の働き方に不満があっても続ける先生は、二分化する。

どんなに忙しくても子どもたちが大好きで、成長する姿に生きがいを感じるタイプの先生だ。

本当に情熱があり、子どもたちのために一生懸命な先生だ。

一方で、「安定した給与をもらえるから」という理由で仕方なく教壇に立っている教員も少なくないだろう。

教員を辞める理由

  1. 学校以外で教育に携わりたい
  2. ワークライフバランスを大切にしたい
  3. 精神的に続けられない

1.の理由は、教育への情熱を持ちつつ、学校現場とは違う方法で子どもたちと接したいエネルギッシュな先生だ。

実際に教員退職後、教育業界に転職する人や起業して自分の価値観で教育業界を盛り上げようとする人はたくさんいる。

2.3.は、学校の働き方や環境が合わなかったタイプだ。

辞めるのは誰もが持っている1つの選択肢だ。

でも、残念なことに「仕事がもっと少なければ教員を続けたかった」と考える先生はたくさんいる。

ドラゴン先生
ドラゴン先生

「忙しいのを承知で先生になったんだろ!?」と批判する人もいるけれど、成り手不足を見ると働き方改革が急務なのは間違いない。

教員から一般企業の転職が難しい理由

教員から一般企業への転職はとても難しい。
理由は、教員にビジネススキルが無いからだ。

一般企業は、売上げを上げることが超重要。

だから、商品開発や営業、マーケティングなどビジネススキルは必須なんだ。

でも、教員にはビジネスに関するスキルも数字を追う感覚も皆無。
もしあなたが20代ならば、会社にも教育する余裕があるため、採用される可能性はあるだろう。

だけど、30歳を過ぎると即戦力が求められるため、ビジネススキルのない教員が採用されることはマレ。

転職するなら早く決断しないとハイリスクなのは間違いない。

下の動画に登場した、ごん先生は元教員の28歳男性だ(撮影時)。
彼は、Twitterのフォロワー数1万人という武器を使い、転職活動半年で第一志望の会社に内定をもらっている。

それでも、他4社受けて4社とも落ちたそうだ。
日本全体で人手不足と言われても、それだけ転職の現実は厳しいんだ。

【転職教員】教員が転職で年収を上げる方法を徹底解説

本気で「教員やってられない!」と思ったら起業がおすすめ

転職が厳しいのは、年齢やスキルに左右されるからだ。

ならば、起業はどうだろう。
起業は、年齢に全く左右されない。
かくいう僕も、41歳で教員を退職し速読スクールをオープンしたんだ。

そこから、ビジネスを広げていき、退職後3年で年商1億まで稼げるようになった。

転職で大切なことは、会社が求める人材にマッチしているかどうか。
一方起業は、お客さんに価値提供できるかどうかだ。

つまり転職は他者の評価に左右されるが、起業は自分の努力次第でいくらでも稼ぐチャンスがあるということ

ただし、日本人は「私が起業だなんてできるわけない」と初めから諦める人が多い。
それは、とてももったいないんだ。

不安なら、非常勤講師として働きながら副業から始める方法もある。
副業の収入が非常勤の収入を超えたら辞めどきだ。

👇にビジネスを超わかりやすくまとめた記事を紹介するので、この機にビジネスに触れてほしい。

間違いなく世界が広がる。

【世界一シンプル】公務員のための個人ビジネスのやり方6STEP

教員を辞めたい人必見!辞めるためにするべきこと4選

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まとめ

教員は能力が高い。
このことは自覚した方がいい。

いろんな背景を抱えた子どもたちをまとめて成長させるだけでなく、雑務もたくさんこなして忍耐力もある。
だから努力すれば、稼げるようになると自信を持ってほしいんだ。

稼げない理由は、たった1つ。
ビジネスを学んでいないだけ。

僕は41歳から、ビジネスを1から学び始めた。
年下から学ぶこともたくさんあったし、ビジネスの先生に叱られたこともあった。

でも、子どもたちを笑顔にするために弱音なんてはいてられない。

もし、あなたが今の学校教育に違和感があるなら、子どもたちのためにビジネスを学ぼう。
ビジネス経験がゼロでも大丈夫。
僕のブログやYouTube公式LINEで無料で学べるのでぜひ、活用してほしい。

ドラゴン先生
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ぼくは41歳で教員を辞めてプロコーチに、今では2つの会社を経営するまでになった。

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