【教員経験なし】主婦がフリースクールを開校！想いを形にした行動力の源とは？

よろしくお願いします。

千葉県でフリースクールを運営しています。

めんまと申します。
2年前からフリースクールを開業して、子どもの支援をおこなっています。
私は教育現場や学校の先生として働いた経験がなく、サラリーマンからフリースクール運営へ転身しました。
地区の方の口コミがあり、生徒さんも少しずつ来ていただけるようになりました。
これからも子どもや親御さんの支援を考えていくところです。

はい、2021年4月に事業をスタートさせて、オープンしたのは6月からです。

そうですね。

実は塾に携わっていたことがあり、不登校支援に興味がありました。

はい、しかしコロナがあった時期だったので、学習塾が閉鎖してしまったんです。

ですので、オンライン専門でしかできなくなり、子どもや親御さんとも、接触できなくなってしまいました。
また、コロナ明けに体調不良を訴えるお子さんが多くて、退塾する子が増えていきまして。
退塾だけではなく、学校に行けなくなってしまった子もいましたね。
私が一番心が動いたのは、勉強したいし、学びたいんですが、体がいうことをきかない子どもたちを見たとき。
親御さんもお子さんのフォローの仕方がわからず、私自身も親御さんからお話を聞いてあげることしかできませんでした。
この先子どもたちはどうなっていくんだろうと感じましたね。

高校2年生と中学3年生の2人の子どもがいます。

通塾ができたり、できなかったりする子もいました。

すごく大きかったです。

はい、フルタイムで働いてました。

保険会社関係ですね。

全くないです。

コロナの時期にオンラインだと生徒との接触がないから、親御さんの相談とか困っている人の電話相談みたいなのを承ってくれないかと、知り合いから頼まれました。
電話をかけてお話聞くくらいなら、私にもできると思って引き受けました。

はい。そうです。

ありがとうございます！

忙しかったんですが、塾は夜の時間なので、夜の時間でご相談だけなら大丈夫！と伝えました。

ほぼほぼママさんでしたね。

はい、そうです。

何度か相談を受けるうちに、親御さんたちと親しくなってくるんです。
コロナが明けた後とかも、お話する機会が増えて、より深くご家庭の悩みやお母さんの本音が聞けるようになっていきました。
私と話すと涙があふれる方も多くて、この想いはどこにいくんだろう？と感じました。
その後、あるテナントを使えるかもしれないという話があったんです。
このテナントで不登校支援に関する事業ををやればいいんじゃないか？と思って、少し前のめりになった時期がありました。

はい、そうです。
でも、周りからは辞めた方がいいよという声があったんです。

大変だし、お金にならないし、仕事もあるし、家賃も払わないといけないし、経費もかかるし、難しくない？と言われました。
そうだよなと、そのときは諦めましたが、その後、このスペースがシェアスペースとして貸し出せる話を聞きました。
同時にこの辺りには、近所の中学生が勉強するための場所がなかったんです。
部活で帰りが遅くなる子もいるので、少しでも学習の補完ができたり、子どもの居場所として使える場所があったりすればいいなという声もありました。
声を上げている人の要望があるなら、このシェアスペースを使えばいいじゃんと思い、オーナーに相談したら、もっといろんなお子さんが来てもらえるようフリースクールにしたらいいんじゃない？と言っていただいたんです。
不登校支援の活動を諦めていた想いを、ここでなら実現できるんじゃないかなと思いました。

はい、大丈夫でした。

お母さんの相談業務は、次にやりたいことだったので。
まずは行き場を失くして困っている子どもをフォローするのが先だなと思っていました。

はい、そうです。

近所のお母さんスタッフと合わせて2名ですね。

はい、大丈夫です。

行政からの補助金になります。

私はシングルマザーなんですが、サラリーマンは12月末で退職しました。

フリースペースでは高い料金を頂いているわけではないので、アルバイトを始めようと思っているのと、塾で正式に働き始める予定です。

フルでお越しいただいた場合は、1ヶ月で1万円くらいですね。

そうですね。夜は時間が短いので夜利用する方には、そこまではいただいていないです。

1年で30万円です。

はい、終わりです。

今年に入って、別の行政の補助金も初めて申請しました。

年間50万円です。

補助金が運営されている限り、申請ごとに50万円です。

子ども食堂と子どもカフェも運営しています。

千葉市が各地で子どもの居場所作りをするために活動していて、うちも連携しています。
この辺りも子どもカフェが結構増えてきていますね。

そうですね。

基本的にはほとんどないですね。
ただし、世帯や収入によって、パスポートやバウチャーなどをサポートする体制は一部あります。

1番大きいのは、子どもがめいっぱい楽しく遊んでくれるので、私自身もすごく楽しいです。
初めは、人助けだと思っていたんです。
実際に活動すると、子どもと活動するのがめちゃめちゃ楽しいことを教えてもらえました。
たぶん、やらないと気づけなかったと思います。

これまでは誰かを経由してお金をいただくことしかありませんでした。
ですが、初めて私がやったことに対して対価が払われる経験は、感動したし感無量でしたね。

今はフリーでやっているので、これから個人事業主で申請するところです。

親御さんが私に相談したいと言ってくれるようになりました。
今まで塾でも相談を受けることはあったんですが、それは塾の窓口だからに過ぎませんでした。
めんまさんに聞いてもらいたいと、ディープな内容も話してくださいます。

1番はマネタイズですね。
2つ目は、どこに注力して力を向けていくのがいいのか迷走していますね。
当初は、うまくいかなかったらあきらめて、すっぱり辞めようと思っていたんです。
しかし、ご要望をいただけるようになってきて、このままお子さんをお引き受けして、勉強なり遊ぶなりだけではダメだと感じるようになりました。
何か付加価値はないかと模索しています。

子どもたちに、ただここへ来て遊んでもらうだけではなく、学校へ行きづらいという子どもたちの根底的なところは何だろうと考えています。
もちろん性格や気質、資質、育った環境、きっかけがあると思います。
しかし、性格や環境に屈折やトラブルがあっても、一歩上がる力だったり、パワーをあげられたりする場所として、子どもたちに返していきたいです。
ですので、学校へ行けるように支援していった方がいいなと感じるようになりました。

ここの地区を元気にしていくのも私の事業化の目的でもあります。
拠点を少しずつ増やしたいなと思っているのですが、どうすればいいのかなというのも悩みですね。

チャンスはチャンスだといつも思っています。
チャンスが目の前に来ても、その後を想像すると怖くなるし、そのチャンスが本当にチャンスかどうか迷うんです。
でも、本当のチャンスかどうかは誰も言ってくれないし、チャンスかどうかを迷う前に、チャンスを信じて行動するんです。
行動した後の「じゃあどうやってやるの？」「あれはどうするの？」っていう疑問は一旦排除します。

まずはチャンスに対して、私がやります！と行動に移せているのだと思います。

全国でこういう活動をしたいと思っている方、ママになっていない方、ママの方、色々な方がいらっしゃると思います。
子育てが始まったり、結婚して仕事を辞めたりなど、さまざまな理由で自信がなくなっている方のお話を聴くことが多いんです。
私なんかにできるわけがない、私には難しいよと思う方もいると思うんですが、いろんな地区や全国のお子さんのために役に立てることがあります。
自信があってもなくても誰でもできることだと思うので、一緒に活動や情報交流できる方が増えたらいいなと思います。
ぜひ、一緒に活動していただけたらうれしいです。
ありがとうございました！