コーチングは共感力が大切だと聴いたのですが。
共感力を養えば、スムーズにコーチングできたり、リピートが増えたりするよ。
共感力を高める方法を教えてください!
相手に興味を持ったり、さまざまな経験をしたりするといいよ。
今回はコーチングするうえで、リピーターにもつながる共感力の高め方を3つ紹介するよ。
リピーターを獲得するということは、十分にコーチングの価値を届けられている証拠。
そのためにも、共感力はキーになってくるからこの機会にぜひ学んでほしい!
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共感力とは?
共感力とは、相手が喜べば喜び、悲しめば悲しむというように、自分自身も相手と同じ感情になって相手の心情に寄り添うこと。
共感力を養えば、相手もあなたに対して心を開きやすくなる。
共感力があると、相手は安心してあなたに話ができるため、コーチングするうえでも役立つよ。
同じような意味合いの傾聴力は、相手の話にじっくり耳を傾けて話を聴くスキルだ。
話を聴けば、相手の心の奥底にある悩みや問題を引き出せるよ。
コーチングにおいて、傾聴力・共感力ともに必要不可欠なスキルといえる。
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共感力のあるコーチの特徴
共感力のあるコーチの特徴
- 安心して話ができる
- クライアントの話を尊重する
- 相手の気持ちを先読みする
それぞれ詳しくみていこう。
安心して話ができる
共感力のあるコーチは、悲しみや喜びに寄り添いながら話を聴いてくれるので、安心感がある。
さらにあなたのしぐさや話し方に合わせてくれるから、自然と自分の話ができるよ。
自分のことや身の回りのことを自然と話せる雰囲気を作れるコーチは、共感力の高いコーチだから、深いコーチングになるんだ。
クライアントの話を尊重する
共感力の高いコーチは、クライアントの話を丁寧に聴くことができる。
丁寧に聴くとは、クライアントの話に口を挟んだり、否定したりはせず、あなたの意見に寄り添うこと。
一方、途中で口を挟んでくるコーチだと、あなたは話しづらくなるだろう。
あなたの話を尊重しながら聴くことが、クライアントの目標に近づくことを心得ているんだ。
相手の話したいことを深掘りできる
相手の言動や表情で気持ちを察し、言葉をかけられるのが共感力の高いコーチだ。
例えば、相手がうれしそうにしていれば、「何かいいことがあったの?」と声をかけ、「テストで100点がとれたんだ!」と聞けば「いいね!どうやって勉強したの?」など相手が話したいことを深堀りした質問ができる。
共感力の高いコーチは、あなたが話しやすいように、相づちやその場に合った質問でスムーズに会話を誘導できるよ。
本物のコーチングは、自分との対話を深堀りする質問ができるコーチだ!
その土台となるのが共感力!
共感力が低いコーチの特徴
逆に共感力の低い残念なコーチの特徴は以下の3つだ。
共感力が低いコーチの特徴
- アドバイスをしたがる
- 自分の偉業を自慢する
- 相手のしぐさや言動を観察していない
一つずつ解説しよう。
アドバイスをしたがる
自己中心的なコーチは、自分優先のため相手の立場で物事を考えられない傾向があるよ。
クライアントの話が自分の意見や価値観と違っていたら、自分の正論を押し付けるようにアドバイスしてくるんだ。
このように共感力の低いコーチはコーチングの基本である、「答えはクライアントの中にある」という前提に立てず主観の強いアドバイスが多くなるから注意しよう。
アドバイスはしてもいいんだけど、相手との関係性によってとらえ方が180度変わるから注意しよう!
自分の偉業を自慢する
自己顕示欲の強いコーチは、自分の偉業を自慢したがるよ。
クライアントの話に共感するどころか、自分の実績を話す時間が長いんだ。
自分の実績がどれだけすごいかをアピールしたいから、人の気持ちには興味がなく、人に共感したいという気持ちが低いんだ。
コーチングはクライアントが8割話しをするのが目安。
コーチとクライアントが同じくらい話しをしていれば、コーチがしゃべりすぎ!
相手のしぐさや言動を観察していない
たまに、話を聴くふりをして次の質問内容を考えているコーチがいる。
そんなコーチは、相手のしぐさや言動を見ていないため、共感なんてできるわけがないよね。
相手の感情を読み取るスキルが低いだけでなく、「答えはクライアントの中にある」というコーチングの基本姿勢すら身についていないので注意しよう。
共感力を身につけるメリット
共感力を身につけるとコーチングするうえで役立つことが2つあるよ!
共感力を身につける2つのメリット
- スムーズにコーチングできる
- リピートにつながる
順にみていこう。
スムーズにコーチングできる
共感力が高いと相手の気持ちを深堀りする質問ができるので聞き上手という印象につながるよ。
コーチがうまく話を引き出してくれるから、相手も自分の気持ちをうまく言語化して伝えられるんだ。
さらに自分と同じ心情で話してくれるので、心地よく対話ができる。
結果、コミュニケーションが円滑になりスムーズにコーチングできるんだ。
リピートにつながる
コミュニケーションが円滑になると、信頼関係が生まれる。
とはいえ、信頼関係はすぐに構築されるものではなく、共感力の高いコーチのスムーズなコーチングあってのものだ。
スムーズにコーチングが進めば、クライアントは次もこのコーチにお願いしたいと思うだろう。
結果、信頼関係が深まればリピートにつながるんだ。
共感力を高める3つの方法
共感力の高いプロコーチになるために、ここでは共感力を高める3つの方法を紹介する。
共感力を高める3つの方法
- 他人への興味を持つ
- 相手の立場に立って考える
- さまざまな経験をする
共感力を高めるためにぜひ実践してみよう。
他人へ興味を持つ
共感力を高めるためには、他人へ興味を持とう。
興味を持って、行動やしぐさに注目していけば、その人の心情を想像できるようになり共感力を養えるよ。
まずは、周りにいる人たちの言葉や行動、しぐさなどを観察してみよう。
「あの人はうれしそうだけど、何かいいことがあったのかな?」
「あの人は元気がないけど、大丈夫かな?」
このように他人への観察を繰り返していくと、相手へ興味が持てるようになるよ。
相手の立場に立って考える
さまざまな相手と会話をして、その人の立場に立って物事を考えてみよう。
相手との会話が難しい場合は、映画を見たり、小説を読むだけでもトレーニングになるよ。
「なぜあの人はあんな行動をしたのかな?」
「あの状況のときは、どんな気持ちだったのかな?」
など、物語は見るだけで登場人物の心情を自分に置き換えて考えるよね。
他にも、自分では経験したことがない新しい感情を体験できたり、相手の気持ちを察したりできるようになるよ。
さまざまな経験をする
辛いことや悲しいこと、うれしいことなど、生きていればさまざまな経験をするだろう。
自分にとって思い出したくないような、しんどい経験もあるかもしれない。
しかし、相手の経験が自分の経験とリンクしたときに、相手の気持ちを想像しやすくなる。
つまり、あなたの共感できる幅が広がるんだ。
多くの経験はあなたのコーチング人生に活かせるから、これからもさまざまな経験を通してコーチングスキルに役立てよう。
まとめ
共感力を高めれば、お互いに信頼関係の土台ができスムーズなコーチングにつながるんだ。
そうすれば、クライアントの満足度も上がりリピートにつながるよ。
共感力を高めるポイントは、さまざまな人生経験を通して喜びや悲しみを味わうこと。
今回紹介した、共感力を高める3つの方法を実践して、クライアントに信頼されるプロコーチになろう!
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