9月24日 ドラゴン先生は石川県輪島市に行ってきました。
今年の3月、能登半島地震復興に向けて、塾生がクラウドファンディングを実施
今年の1月に発生した能登半島地震。これをきっかけにままためコーチング塾生で石川県出身石川県在住の 竜之介がプロジェクトを立ち上げました。竜之介は児童福祉や学校現場で子どもたちに10年以上関わってきており、現在は起業しSNSマーケティング事業、コーチング、有機農業などの事業を展開しております。
地震が起きた当時、竜之介の奥様は入院中で、1歳の娘と2人でいる時。
「次いつ大きい地震が来るかわからない」
「津波が来るかもしれない」
そんな命の危険を感じながら、1歳の娘を抱えて奥様の病院に車を走らせたことを今でも鮮明に覚えているといいます。
そんな竜之介の地域の復興に貢献し、被災者の方々の立ち直りを支えたい、被災した子どもたちのために何かしたいという思いから、このプロジェクトを立ち上げたのです。
竜之介は、ドラゴン先生のチャリティ講演会やコーチングなどをリターンとして、能登半島地震復興支援のためのクラウドファンディングを行いました。開始2時間で目標金額達成し、チャリティ講演会のチケットも完売し、今年の3月に大盛況で終えました。ままためコーチング塾生も多くのメンバーが購入し、全国から講演会に足を運びました。
クラウドファンディングの成果と使い道
クラウドファンディングで集まった金額は180万円。経費を差し引いた、約120万円の支援先と支援用途が下記に決定しました。
【支援先】
カタリバさん 子どもの居場所支援 10万円
ガイア復興支援プロジェクトさん 珠洲市の子ども向けイベント主催 50万円
珠洲市 学校教室用大型テレビ提供 40万円
輪島市 給食用食器提供 20万円
この目録を手渡すため、ドラゴン先生が石川県輪島市に訪問しました。
目録を渡すため9月24日ドラゴン先生が石川県輪島市に訪問
輪島でドラゴン先生が竜之介と合流し車で移動する際、地震の地割れにより終始凸凹道の移動となりました。そして道中の倒れかけた電柱や傾いた建物などを近くで見て、胸に詰まる思いだったとのこと。
ドラゴン先生は、「予想をはるかに上回る被災状況だった。地震から数か月経過してもまだまだ復興の道は遠いんだと実感した。これは現地に行かないとわからなかった。プレハブ校舎で学んでいる子どもたちに少しでも笑顔になってもらえたら」と話しました。
竜之介のお父さんで白山市議会議員でもある谷 健一さん、そして輪島市教育委員会教育長の小川 正さんにクラウドファンディングで集まった資金の目録を渡しました。
現在、小学校グラウンド内に仮設校舎を建て、そこへ他校の小学校も含む児童が通っていると言います。給食においては、同じグランド敷地内に仮設の給食調理場を建て、提供しています。
そこの給食提供で使う用品を今回、支援提供しました。ドラゴン先生は、楽しく給食を食べ、子どもたちに笑顔になって欲しいと強く願っています。
道を歩いている時に自転車にのった学生がドラゴン先生に気づいて、ドラゴン先生が手を振ったところ喜んでくれたそう。
現地に訪れ地域の人に会うことで、石川県がドラゴン先生にとって特別な地域になったそうです。
来月、ドラゴン先生は珠洲市に訪問します。
企画を終えての竜之介の想い
今回のクラウドファンディングは 「能登の被災した子どもたちに」 という名目で開始しました。
たくさんの方から集まった支援金が 実際の物になって輪島の子どもたちに活用されていることがわかり、本当にやってよかったと思いました。
能登への復興支援は継続的に必要とされています。
石川に来て観光を楽しむだけでも支援になるので、是非、遊びに来てもらえると嬉しいです。これからも石川、能登のことを気にかけ続けてもらえると幸いです。
まだまだ道半ばの復興。さらに数日前の水害も
数日前に奥能登を襲った記録的豪雨。
教育長の小川さんは忙しい中、長靴をはいた状態で面会時間を取ってくださり、我々にお礼の言葉をくださいました。
現地に行けるいけないはもちろんありますが、“被災地の状況を知る”ということは、私たちにとって大変重要なことだと感じました。
石川県能登地方で発生した地震及び今回の水害により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地におきまして救済と復興支援等の活動にご尽力されている方々に深く敬意を表します。
皆様の安全と被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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